2002年7月26日(金)〜8月14日(水)
伊坂芳太郎展[タウンゼント館]
生まれつき碧目、赤毛、巨大な鼻というタウンゼント家の血を受け継いだタウンゼント館主人、龍。死ぬことばかり考えているあわれな70の男は今となっては「のぞき」だけが日々の糧となってしまった。
毎夜若者文化が激しくぶつかり合い、爛熟の花を咲かせた1960年代。華麗なイラスト レーションで圧倒的な人気を博し、時代を駆け抜けるように鮮烈な感動を残して去って行った、一人の天才イラストレー ターがいた。
伊坂芳太良(愛称ペロ)。日本の粋の精神を内在させた、サイケデリックでネオ・ク ラシックなその独特の作品は、30年の時を超えたいまも、みずみずしい生命力にあふれ、見る者の心に迫ってきます。本展は、ペロが残した書籍「タウンゼント館」からモノクロームの原画を展示。エロチックで狂気をはらんだせつない物語(文 日暮真三)と共にお楽しみ下さい。
期間中新作の“ペロTシャツ”の販売も予定しています。
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