昨年の初個展から1年。木版画での絵本製作に取り組みました。
原作は小川未明の童話『砂漠の町とサフラン酒』
「砂漠の中の赤い町は、不思議に富んでいました。
それは人間の生き血を吸うからだと言われていました。
その町は魔女の住む町だといわれていました。
美しい女がたくさんいるからです。」
砂漠の赤い町に連れ去られた女が、サフラン酒を作る仕事に従事させられ、無念のうちに死んでしまう。彼女の想いと血の入った真っ赤なサフラン酒は世界中の男達を魅了し、冒険に駆り立てた。
そのサフラン酒の魔力とは?
絵本原画を中心に、オブジェや陶器などで魔術的世界を表現します。
自家製サフラン酒もご用意しました。ぜひ遊びにいらしてください。
★プロイフィール
山福朱実 YAMAFUKU AKEMI
1963年北九州市生まれ。
86年頃より雑誌掲載のルポを中心としたイラスト業で生計を立てる。陶器や木版の世界へは足を踏み入れたばかり。
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